the way 等身大の20歳。

2016年カミーノ〜

10月6日(木)

なんとなく掃除してみたら、
隙間の埃を丁寧にやさしくとってあげたくなった。

アルゼンチンのママのこと思い出した。
あんなに、掃除をしてて楽しそうな人を見たことがなかった。家事とかノルマじゃなくて、ほんとに楽しそうで、すごくいいなって思った。

築200年(スペイン人のことだからほんとかな〜〜疑)のアルベルゲは、床も壁もどこもかしこも曲がってた。
でもすっごくきれいだった。
古い古い歪んだ木の床は、上手に油が塗られていて、磨かれてた。
トイレも、シャワーも、狭くて使いにくいのに、きれいにきれいに拭き上げられてた。

そんな空間は、自然とあたたかい気持ちにさせた。
大っきな家じゃなくても、
オシャレなインテリアじゃなくても、
わたしはそんなふうに大切に使われる家がいい。

大事に大事に掃除してあげる、
そんな時間って大切だと思う。