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the way 等身大の20歳。

2016年カミーノ〜

10月15日(土)

大っきな違和感がずっとわたしの心を支配している。

教科書を隅から隅までマークして覚えて、定期テストでの順位を気にして、いつのまにか効率だけを重視した考えになってしまう。疑問を持ったって、そんなこと調べてたら時間が足りない。それよりも与えられた問題の答えを一語一句違わずに覚えられるか。家族と旅行する時間さえ惜しく思える。こんな時間があったら10個は単語覚えられる。
家族との時間を削って、美しい夕焼けを見る時間を削って、好きなテレビを見るのも悔やまれて、
そして途方もない忙しさにただ追われて。
結局、やりたいことぜんぶ我慢して、ただただ素直ないい子で、必死だった。
だからなんとかしてこの窮屈さから離れたくて、アルゼンチンに行ったんだと思う。
学問って、ほんとうは、好きを追いかけることなのに。好きを我慢することしかしてこなかったわたしは、好きを追いかける勇気を知らない。
そしていま、就職を考えたって、ひたすら時間に追われて、満足する仕事してたら子育ても楽しめないような社会に飲み込まれようとしてる。
大事なものって、なんなの?
教育課程に四六時中追われて、好きなことさえ目一杯出来ず、家族との時間も無くて、おばあちゃんたちは孤独で。そしてお母さんたちだって孤独で。
そしてやっと大学に入ったら、次は就職して、そしてまた自分の意思とは関係無く時間を奪われるんだ。
自然の風景、風、音楽。後ろめたさ無く楽しめるヨーロッパの人たちの生活が、羨ましくて仕方ない。
お金じゃないでしょ?
ひたすらひたすら会社や学校に拘束されて、お金持ちになっても、じゃあそれでどうすんの?本末転倒じゃないの?おかしいでしょ?日本。
あったかい気持ちを、幸せを感じることを、感性を肯定できないような社会。
全てが、目的を忘れてしまってる。そりゃあ過労死だって自殺だって離職率だって引きこもりだってネグレクトだって起こるわ!
ここは、悲しすぎる国。