the way 等身大の20歳。

2016年カミーノ〜

10月30日(日)

「建築に限らずなあ。
まあ、スペイン語はみんな褒めてくれるもんなあ。」

その当たり前のような事実をパパに言葉にしてもらって、なんか今、すとんと落ちた。
誰かに、何かで、わたしを認めてもらいたい。
そんだけの単純な欲望やったんや。

スペイン語の特別な才能があるわけでもない。
建築も何もかも、ゼロからのスタート。凡人なんや!
あ、心って、なんて単純なんだろう。そしてなんて繊細で、あぶなかしいのだろう。

だけどそれを認められただけで、すっごく安心した。
あ、わたしは、ただただ凡人なんや!
そしてただ、進みたい方向に進んでればいいだけ。
速くなくても、スタート地点にさえも届いなくても。