the way 等身大の20歳。

2016年カミーノ〜

10月18日(火)

ぜったいぜったい、焦らないこと。
ほんまに毎日ちょっとずつでいい。
そして好きなことに身をまかせる。
もう何も焦らすものはないんやから。
そして少しは無駄遣いしてみる。
少しは不真面目な悪い子になってみる。
たまには他人のせいにしてみる。
逃げたって、弱くたっていい。

10月15日(土)

大っきな違和感がずっとわたしの心を支配している。

教科書を隅から隅までマークして覚えて、定期テストでの順位を気にして、いつのまにか効率だけを重視した考えになってしまう。疑問を持ったって、そんなこと調べてたら時間が足りない。それよりも与えられた問題の答えを一語一句違わずに覚えられるか。家族と旅行する時間さえ惜しく思える。こんな時間があったら10個は単語覚えられる。
家族との時間を削って、美しい夕焼けを見る時間を削って、好きなテレビを見るのも悔やまれて、
そして途方もない忙しさにただ追われて。
結局、やりたいことぜんぶ我慢して、ただただ素直ないい子で、必死だった。
だからなんとかしてこの窮屈さから離れたくて、アルゼンチンに行ったんだと思う。
学問って、ほんとうは、好きを追いかけることなのに。好きを我慢することしかしてこなかったわたしは、好きを追いかける勇気を知らない。
そしていま、就職を考えたって、ひたすら時間に追われて、満足する仕事してたら子育ても楽しめないような社会に飲み込まれようとしてる。
大事なものって、なんなの?
教育課程に四六時中追われて、好きなことさえ目一杯出来ず、家族との時間も無くて、おばあちゃんたちは孤独で。そしてお母さんたちだって孤独で。
そしてやっと大学に入ったら、次は就職して、そしてまた自分の意思とは関係無く時間を奪われるんだ。
自然の風景、風、音楽。後ろめたさ無く楽しめるヨーロッパの人たちの生活が、羨ましくて仕方ない。
お金じゃないでしょ?
ひたすらひたすら会社や学校に拘束されて、お金持ちになっても、じゃあそれでどうすんの?本末転倒じゃないの?おかしいでしょ?日本。
あったかい気持ちを、幸せを感じることを、感性を肯定できないような社会。
全てが、目的を忘れてしまってる。そりゃあ過労死だって自殺だって離職率だって引きこもりだってネグレクトだって起こるわ!
ここは、悲しすぎる国。

10月14日(金)

ちょっとでもできることに囚われて、自由を自分で奪ってるのかもしれない。
わからないなら、どうしたらわかるようになるのかを考えて、学び方を学ぶのが、まずは学ぶための第一歩なのかも。
できないなら、わかんないなら、どうしたら出来るようになるのか、わかるようになるのか。それを考えること自体、進んでるんや、きっと。

10月13日(木)

なにが気に入らんのかわからへん。
でもなんか気に入らんねん。
いま自分がいる状態が。
常に、どこか違うものを求めてる。
わくわくしたいのに。
そしてその行き先もない。
受け入れるって、どうするんやったっけ・・

そして結局、同じところに戻ってる。

10月12日(水)

工作の授業とか、服を作る授業とか、なんかやってやんねん!、っていう野心があったのに、今、課題に向き合うとそれがない。それどころか目も向けたくなくて。
でも、わかった!
基本が、わからんだけや!てか知らんだけ。
自分で作られへんねやったら、知ってる建物がどうなってるのか知ればいい。
図形や模型と実物が一致しなくて、スケールも想像も出来ないなら、逆に、実際にある建物、自分の住む建物の図面を描いて、模型を作ってみたらいい。
興味ないのかもわからへん。だってもしかしたら好きかも知れないもん。ただ、基本を知らんだけや!知らんから、わからんから、フラストレーションなんや。せやけど、本来、知るって楽しいことやん!

9月11日(火))

興味ない!って切ってしまうのも、もったいない気がしてきた・・・
もしかしたら、あんまり興味ないのかもしれない。
でも、勉強してみなきゃ、それもわかんないもん。とりあえず、目の前の興味に進んでみよう。
盟児さんのお話聞きに行こ!

10月9日(日)

はあ!?
って、冗談かと思って真面目に考えてみたこともなかったけれど、
パパのそういう変な発言には、きっとパパにとっては真剣な思いが隠れてると思った。
大工になったら?なんて。
大学行かんでもええなんて。
一級の資格とったってあんま意味ないなんて。
ほんっと、どういうつもりでそんなこと言うんかな〜って呆れてるけど、でもそういうところが大好き。
世の中の大多数の価値観に飲み込まれないところ。
かっちゃんが、東大の子が自殺した話で、大事なものって何かなって思った、って言ってた。
ほんとうに、そう思うねん。大事なものって何?って。

でも少なくとも、
今日みなっぺたちといて楽しかった気持ち、遠慮なく安心してそのままの自分で自然と笑顔になっちゃうその時間、
そういうのはきっと、大切なもの。